女性の味方”アイピル”

アイピルはアフターピルと呼ばれている避妊薬のひとつです。日本語に直すと「緊急避妊薬」といい、緊急時に使う避妊薬です。

アイピルについて

アイピルについて

アイピルは避妊薬と呼ばれる医薬品の中でも「緊急避妊」に特化した避妊薬です。緊急避妊というのは、他の避妊方法によって避妊を行っていたけれども避妊に失敗してしまった、もしくは性犯罪の被害を受けるなど避妊が行えない状態で性行為に至ってしまった、そういった時に行う避妊方法です。アイピルは上記のような緊急時にのみ使用する避妊薬のため、一般的な避妊方法として使用する避妊薬ではありません。しかし万が一の事態、緊急時に使用した場合、他の方法では実現できないほどに優れた避妊効果を発揮してくれます。万が一の事態は発生しないと言い切れない状態にあるという人、自分の身をしっかりと守りたいという意思を持っている人、そういった全ての人にアイピルはおすすめできます。

アイピルは緊急時に効果を発揮

アイピルは避妊薬の中でも緊急避妊薬やアフターピル、モーニングアフターピルと呼ばれる種類の避妊薬です。

この緊急避妊薬といった呼ばれ方をする種類の避妊薬というのは、低用量ピルをはじめとする避妊薬のように、恒常的に使用する事によって効果を発揮する避妊薬ではありません。したがって、使用の際にはアイピルを1錠服用するだけとなっています。

では肝心の使用する状況についてですが、アイピルは性行為の際にコンドームを使用した避妊に失敗してしまった時など「何もしなければ妊娠の可能性がある」という緊急時に使用します。妊娠の可能性が生まれた際に服用する事によって、有効成分が身体に対して作用し、卵子が受精し受精卵となった後でも、受精卵が子宮内に着床するのを防止し、妊娠を回避することが可能となります。

特定の状況に対応するために使用する避妊薬のため、1錠あたりに配合されている成分量も多く、身体に対して掛かる負担は低用量ピルなどと比べると少々高めになる傾向があります。しかしその分非常に優れた避妊成功率を誇っており、正しい方法での使用を行えば避妊に失敗してしまった場合でも8割から9割と高確率での避妊が可能です。

避妊が成功したときに起こること

アイピルを使用した緊急避妊に成功した際には、目印となる現象として「消退出血」と呼ばれる出血が発生します。消退出血は体内の女性ホルモンの分泌量が何かしらの理由によって減少する事によって発生する、子宮からの出血のこと、もしくはホルモン分泌量の減少によって子宮から出血している状態全体を指す言葉です。アイピルを服用すると体内の女性ホルモン量が変動し、排卵の抑制が発生します。その結果、子宮内にある子宮内膜が崩れて消退出血が発生し、受精卵が着床できなくなります。そして消退出血が発生した後、本来の生理周期に概ね一致したタイミングで生理が発生すれば、避妊成功と判断することができます。

注意点として、アイピルなどの緊急避妊薬を使用した避妊というのは消退出血の発生だけでは成功か否かが判断できないという点があります。消退出血はあくまで子宮内膜が剥がれる事によって発生する出血のため、出血後受精卵が子宮内に対して着床すれば、避妊には失敗してしまいます。したがって、アイピルを使用した避妊に成功したかどうかの判断というのは「消退出血発生後、生理が起こるかどうか」この2つの出血の有無が判断基準となります。

避妊が成功するまでに控えるべきこと

アイピルを服用した後、避妊に成功したと判断できるまでは控えるべき行動として2つの行動があります。最初に紹介するのは「服用後2時間以内の嘔吐」です。アイピルは経口から摂取する避妊薬のため、服用後身体に吸収されるまでに時間がかかります。吸収までに必要な時間は消化能力などによっても変化しますが、一般的に2時間で避妊に必要な量の成分が吸収されると言われています。したがって、服用後2時間以内に嘔吐し胃の内容物を排出してしまうと、アイピルの有効成分が身体に吸収され切らないため、避妊効果が弱まる、もしくはなくなってしまうので、服用後最低2時間は嘔吐をしないようにしましょう。

次に紹介するのは「避妊成功まで性行為は控える」です。アイピルを使用し消退出血を発生させた後の子宮内の環境というのは、受精卵が着床しにくい状態となっています。しかしあくまで着床しにくい状態なだけであり、低確率ながらも着床し妊娠してしまう可能性はあります。そのため、アイピルを服用した後は避妊に成功したと正常に判断できるまでの間、性行為は控えるようにしましょう。もしどうしても行わないといけない場合、コンドームを初め他の避妊具を使用した避妊を確実に行い、避妊成功率を可能な限り高めた上で行為に及ぶようにしましょう。

避妊が成功するまでに控えるべきこと

世の中には非常に多くの避妊法が存在していますが、その中でも避妊に失敗してしまった時や性犯罪の被害に遭うなど、自分自身の力ではどうにもできないような状態で避妊ができなかった時に使用する避妊具があります。それはアイピルを始めとする「緊急避妊薬」です。緊急避妊薬を服用すると体内の女性ホルモン分泌量に影響を与え、受精卵が着床しにくい状態を作り出すことができます。したがって、このアイピルなどの緊急避妊薬を使用した場合、行為の際に避妊をしたくともできなかったという状態にあったとしても、高確率での避妊が可能となるのです。アイピルを使用した際の避妊成功率というのは非常に高く、正しい方法で使用すれば8割から9割の確率で避妊が可能となります。