女性の味方”アイピル”

アイピルはこれまで使われてきたプラノバールよりも副作用が起きにくいことが特徴です。

アイピルの副作用

アイピルの副作用

緊急避妊薬のアイピルは身体に対して与える悪影響が非常に少なく、服用後に副作用が発生しにくいという、非常に嬉しい特徴があります。しかし医薬品である以上、副作用が絶対に発生しないということはなく、体質や体調等によっては副作用が現れる場合があります。ここではアイピルの使用によって発生する恐れがある副作用にどういったものがあるのか、というのを紹介します。今後もしかしたらアイピルを使用するかもしれないと思っている人や、そうでない人もどういった副作用があるのかを知り、万が一使用しないと行けない状態になった時、副作用が不安で使用できないという状態にならないようにしましょう。

使ってみたいけど副作用が怖い

アフターピルと聞くと、副作用が非常に辛く、服用した当日は副作用が辛くて何もできなくなってしまう、というイメージを持っている人が非常に多くいます。こういったイメージというのは、実は過去に本当にあったアフターピルを服用した後の光景です。古い時代のアフターピルというのは使用時に発生する身体への負担が非常に大きく、服用後は多くの副作用によって何もできなくなってしまう人も多くいました。したがって、今もそういった昔のイメージをそのまま持ち続けている人というのは、非常に多くいるのです。

しかし現在のアフターピルは以前までのアフターピルと違い、副作用そのものが起こりにくくなるように作られています。そして副作用が発生したとしても、昔のアフターピルのように辛さで何もできなくなる程の強さがあるわけではなく、日常生活の中で「なんだか今日は少し体調が悪いな」と思う程度の、ごくごく軽い副作用です。そしてアイピルはそういった軽い副作用しか発生しないアフターピルの中でも、特に副作用が起こりにくく、起こったとしても負担が少ないという特徴のあるアフターピルです。そのため、副作用に対しての不安がある人でも安心して使用することができます。

どのような副作用がある?

まずアイピルを服用した際にどういった副作用が起こるのか、というのを簡単に紹介します。

  • 吐き気や嘔吐

    体内の女性ホルモン量が急激に変動する事によって、吐き気や嘔吐の症状が発生します。

  • 腹痛や下痢

    体内の女性ホルモン量が急激に変動し自律神経が乱れる事によって、腹痛や下痢の症状が発生します。

  • 倦怠感

    女性ホルモンのバランスが乱れることによって、血行不良や疲労物質の蓄積が起こり、倦怠感や眠気などの症状が引き起こされます。

吐き気・嘔吐

初めに紹介する副作用は吐き気や嘔吐の症状です。吐き気や嘔吐の症状自体はアフターピルだけでなく、低用量ピルを服用した際にも発生する副作用で、低用量ピルの場合であれば、服用者の半数近くがこの症状を経験します。

アイピルを服用すると、体内の女性ホルモン濃度が急激に上昇します。女性ホルモンの中には人間が嘔吐する際に刺激される「嘔吐中枢」と呼ばれる部位に対して作用するものがあるため、アイピルを服用しホルモン濃度が上昇すると嘔吐中枢が刺激され、吐き気などの症状が現れるようになるのです。また、女性ホルモン濃度の上昇は嘔吐中枢が刺激されるだけでなく、体内に存在するインスリンの働きも低下させます。インスリンの働きが低下すると血糖値が低下しにくくなるため、身体は血糖値を低下させるために大量のインスリンを分泌し始めます。そうすると、急激な血糖値の低下によって低血糖状態を引き起こし、それがきっかけとなって中枢神経が刺激され、吐き気が起こるのです。

吐き気の副作用が起こった際、実際に嘔吐してしまうのは比較的珍しいケースですが、もし万が一嘔吐してしまった場合、アイピルの服用から2時間以内であった場合、アイピルの成分が身体に吸収されずに嘔吐してしまっている可能性があります。そのため、もし2時間以内に嘔吐してしまった場合は再度アイピルを服用するようにしましょう。

腹痛・下痢

次に紹介するアイピルの副作用は、腹痛と下痢です。この腹痛と下痢というのは、女性ホルモン濃度が上昇することによって自律神経に影響が出るために発生する副作用です。

自律神経は人間の緊張やリラックスといった精神的な部分、そしてそれに伴い身体の活動に対して影響を与える神経です。この自律神経は非常に繊細なもので、些細な事からバランスが乱れてしまうのですが、女性ホルモン濃度の急激な上昇が発生するとこの自律神経のバランスが崩壊してしまいます。そうすると自律神経の乱れによって胃や腸といった消化器官の機能が低下してしまい、腹痛や下痢といった症状が発生するようになるのです。

下痢の症状が発生した際、身体に対して正常に有効成分が吸収されているのかという不安を感じる人もいますが、この下痢の症状は身体にアフターピルの成分が吸収された後に発生する現象です。したがって、アフターピルを服用した直後にはこの症状は発生せず、服用後成分が吸収されてから初めて、下痢などの症状が発生するようになります。副作用で下痢が発生したとしても不安を感じることなく、身体の水分が過剰に減少してしまうのを防止するために適度な水分補給を怠らず、痛みなどの症状が治まるのを待ちましょう。

倦怠感

最後に紹介する副作用は倦怠感です。アイピルを初め、アフターピルを服用した際に発生する副作用の中でも多く見られるものがこの倦怠感という症状です。この症状というのは、体内の女性ホルモン濃度の上昇によって、ホルモンバランスが乱れることにより発生する症状です。

ホルモンバランスが乱れてしまうと、身体に対して多くの影響を与えます。その影響として、体内の水分を身体に貯めこみ蓄えるという影響、そして血流の悪化という影響があります。この2つの現象が発生すると、身体に水分や老廃物が蓄積しむくみの症状が現れるようになる、血行不良によって疲労物質と呼ばれる疲労状態を引き起こす物質が身体に蓄積され続けるといった現象が起こります。そうすると、体全体が重く感じるような倦怠感、非常に強い眠気、そして時には吐き気といった症状が現れるようになります。

倦怠感はむくみなどが原因となって発生する症状のため、むくみ対策用品を使用したむくみの解消などを行うことによって、症状は多少軽減されます。また、眠気に関してはゆっくりと休息を取ることによって解消することも可能なため、アイピルを服用した後に倦怠感などの症状が現れた際には、ゆっくりと休むということを意識しましょう。